パニックが起こる

不安障害の代表的な症状は、パニックを起こしてしまう発作です。
一般的にパニックを起こすことは、災害や事故などによって生命の危機を感じた時にパニック状態となります。
しかし、不安障害で起こるパニックは別に生命の危機ではない時に起こるので厄介な症状として扱われています。
この症状は、発作を起こしている本人からすれば、死んでしまうかもしれないというぐらい苦しい思いをするのに、決して死ぬことはありません。
これだけ苦しいのに、内科などの診察を受けても体に異常がないと判断されてしまいます。
こういった判断になってしまう理由は、精神的な面で起こっているからです。パニックを起こすことは、突然強い不安を感じてしまうことが原因です。

しかし、こういった発作はいつ起こるのか本人は予想できませんよね。ですから、仕事中や外出中に突然起こります。
そうなれば、同じところにいた職場の人間や家族、友人達は、はじめのうちは心配します。
ですが、内科の検査を受けても何もないというのが分かってしまえば、大げさだと思ってしまう人もいます。
大げさだと思われてしまったら、心配もされないようになってしまい、誰も理解してくれない状況になります。
こういった状況になれば、死ぬほど苦しい思いしているのに…と余計に不安になってしまって症状が悪化してしまうことがあります。
だから、不安障害だという診断を受けて治療を行なうと同時に周りの人に理解してもらう為にも、病院へ行くことは大事なのです。
周りにいる人達も、こういった症状を起こしている人に向けて『大げさ』とか『嘘』だということは決して言わないであげて下さい。
発作を起こしている本人には、とても辛い状況なのですから、このようなことは思わずに相手のペースに合わせて協力してあげるのが一番の改善方法になります。